なぜこのミッションとビジョンを目指すのか?


はじめはバリアフリー社会の実現を課題としていた

90年代より、私たちは「人にやさしい街づくり」をテーマに、「バリアフリー社会をどう創るか?」を目標に活動してきました。建物にある段差を解消したり、エレベーターを設置したり、「ないものを作る」ことを社会課題として認識しました。

現在のようにバリアフリーに関する法律がない時代で、バリアが街の至るところにあることが当たり前でした。その上、障害者に対する偏見や思い込みも根強く存在していました。

問題を認識してない人には、何を話しても通じない

建物のバリアフリー化を進める上で、建築士と話したり、バリアフリーに関するレクチャーを行って来ました。そこで気がついたことは、「問題を認識していない人に、何を話しても通じない。」ということです。日頃、障害者と接点がない技術者・職人は、障害者のニーズを把握していません。そのため、既にある価値観を変えることは難しいのです。

これに対して、一つの問題を示すと、次々と解決策を提案できる人がいました。背景を調べてみると、家族に障害者がいたり、日常の中で障害者とつきあいがあることがわかりました。問題や課題と接点があるため、ニーズに対して敏感で、解決策を考えることができるのです。