課題に近い人が制度設計・運用を行う社会を目指す
このような体験や事例やを通して、「バリアフリー社会をどう作るか?」に応える前に、変えるべき社会の仕組みがあることに私たちは気づきました。
問題を抱える当事者が制度の運用を行うフランス。当事者が設計に関わらなかった障害者トイレ。ここから導き出された目標は、「社会的な制度やサービスを設計・運用を、課題を認識し、問題意識を持っている当事者が行えるようにする」ということです。
社会的な制度やサービスを作る仕事は、政治家や公務員が行うものだと思い込んでいませんか?課題を当事者ではない人に任せていては、良い社会制度ができません。このような状況を変えるために、私たちは人々の価値観を変えたり、社会を担う組織・人を支援する活動を行なっています。